Triumphで盆栽

TRIUMPH STREET TRIPLE=トリンプ ストリップ君についての四方山話です。
少しずつでも上手に乗ってあげられるようにがんばります。

2012/11/30

12ツーリング

ウェットで落葉だらけの西伊豆から中伊豆に向かう59号で側溝に落ちてコケた...一個だけ蓋がなかったんだもん。手首と心が痛いよ。

ってなツイートをしました。

割と釣れました。

正解ツイートはこちら。


転倒写真です。 紅葉の写真と取ろうと携帯を構える→構図を整えるため後ずさる→側溝の落ちる。 という顛末でした。当然バイクは無傷。人間もちょっと痛かっただけ。例によって嘘はついてませ(ドヤァ。


という訳で、今年最後のツーリングに行ってきました。

沼津で降りて西伊豆、中伊豆、伊豆スカ、箱根と回ってお腹いっぱい。


ストリップも10年8月から2年3ヶ月で9500kmになりました。

ツーリングライダーからすれば短すぎると思いますが、ほとんどメインのハスクばかり、今年に至っては育児に追われた身としては、十分以上に元をとっている感じです。

ちなみにトライアンフな子育てがこちら。
ジムカーナの大会へトライアンフな感じで参加しました。
使ったバイクはハスクですけど、ハスクな感じの赤子はすでにいるので。


今年もジムカーナ仲間の二人と出かける事が多かったです。

今回も同行したNOMUさんは、今年ジェベル、セロー、NC700と激しく乗り換え。

秩父や霧降に同行したみみず先輩は今年、ドカのポールスマートからストリートファイター848へ乗り換え。

私も一発乗り換えたい所ですが、ツーリングバイクとしてストリップは非常に優秀で他に良いバイクが思いつきません。軽くてパワフルで、姿勢が楽。超高速、超長距離、二泊以上とかじゃない限り万能。


さて、こんな感じでツーリングを楽しんでいるわけですが、零和さんの所で(http://zerokazu.blog.fc2.com/blog-entry-47.html)ずっと気になっていた一文がありました。

速く(上手く)なりたい。
けどそれによってバイクを楽しめる範囲が狭くなるのは幸せな事なのだろうか。

例えばジムカーナA級の人やトミンを26秒で走れる人は一般道でバイクを楽しめるのだろうか?なんて考えたりします。



ジムカーナB級トミン29秒の私だと条件には合いませんけど私なりの答え。

一般道でバイクを楽しめています。
本気で攻めるなんてクローズドでしかできないし、千分の一秒を本気で削りに行く遊びをジムカーナでやる事で、公道での走りはひたすら気持ち良さだけを求められます。
他のライダーに抜かれようが、自分の方が遅かろうがあんまり気にせずに済みます。

私は公道での速さを求めていないし、自分の速さ(上手さ)をジムカーナの場で客観的に思い知らされています。
競技の場でそれなりのリザルトを出して、8割くらいの選手に追いかけられ、2割くらいの選手を追いかけてます。彼らはそれはもう本気で練習し、転倒し、負けて泣き、勝って笑っています。
そういう人達と争う場があるわけで、命を安売りして速さを得るような公道での速さを求める気にはなりません。

スキル面でも自分の実力、一緒に走るジム仲間のテクニックも把握できます。ただでさえ競技で鍛えた腕がある上、選手たちは自分の実力を日々思い知らされる生活を送っているので、自分のスキルを大幅に超えるようなミスはしません。
自分も同行者も信頼して走れるわけです。

同じような考えの仲間は多く、A級トップの大御所もツーリング大好きです。
もちろんほとんど公道を走らないトップ選手もいますが、楽しめない事が理由かは疑問です。

初めてバイクやクルマに乗った時の感動は、初めてだからのもので、スキルがあろうがなかろうが慣れと共に少し色あせるのは否めません。
しかしスキルがあればあるほど、バイクの楽しみは深まるのではないかと思います。
そのスキルを速さに繋げず、余裕につなげればいいだけです。

綺麗事っぽくなってしまったので、露悪しておくと・・・
3年ほど前にH系ショップツーリングにVTR250で参加しました。

峠で逆シフト組んだ小僧とか、マフラーとかカスタムしたピカピカのCBR1000RRを後ろ振り返りながら千切っては待ってあげ、千切ってはry
そして休憩中に
「小僧君、バンクしてる割に全然曲がってないね~」
「せっかく1000ccもあるんだからアクセル開けないともったいないですよ~」
とか話してました。

ジムカーナのチーム員のA級も
「ネイキッドでタンデムしながらSSをアウトから抜いて手を振ってやるのが最高だ!」とか言ってます。
という訳で、こんな楽しみ方もありますよって事でした。

2012/09/06

α12 最後のインプレ

何故か一番アクセスのあるのがタイヤ(α12)のインプレで、画像ファイルにリンクが来ているようです。
アマリングスレにでも使われているんでしょうか。

久しぶりにツーリングに行き、走行距離が8600kmになりました。
フロントのα12は最初から使っているのでかなり持ったと思います。

以前α10を使ったときは3000kmで終わってたと思うので、ライフに関しては相当良くなっていると思います。

こちらがフロント画像。

中間地点のスリップサインがばっちり出てしまいました。
サイドの4cmくらいが一番減っているようです。
5回くらいサーキット走ったりしてるからだと思いますが。


こちらでみるとサイドの使い方がわかりますが、エッジのエッジは使ってませんね。
ツーリングもしているのでバンクして使う部分全体がほぼ0山。

正面から見るとセンターはまだスリップサイン出てません。
フロントタイヤのドセンターはこんなものかも。


リアは釘を踏み抜いて一度変えています。多分これで4000km走行くらい。
ツーリングしてるとリアはセンターから減りますね。


さてα12を履くのはこれが最後になりそうなので最後のインプレです。

良かった点。
ライフがハイグリップとは思えないほど持った。
まずまずのグリップ。
ダンロップは安い。
そこそこ自然なハンドリング。

悪かった点。
グリップ足りないと言えば足りない。
特にクローズドコースで走ると絶対的なグリップも足りないんですが、インフォメーションが薄いですね。潰れている状態、後どれだけ攻められるか、イマイチ伝わってきません。
ハンドリングは最後まで気に食いませんでした。あくまでお出かけ用バイクだからとダンパー以外のセッティングをしなかったせいもあるんですが、ストリートトリプルRにポン付けの場合だと以下の欠点があると思います。
セルフステアが早くて強めなので、曲がり始めるのが早いのはいいが、寝かしにくい。旋回に入るのに悪い意味でタメがない。
ブレーキを使ってここで一気に曲げたいと思っても、もやっとした反応しかない。これは絶対グリップの不足もあると思いますが。

ちゃんとセッティングするならフロントフォークの突き出しを変えます。少し突き戻して寝やすい方向にすればイイんじゃないかと。
ストリートトリプル自体も前下がりな車体姿勢なので、タイヤのせいだけにするもの変ですけどね。


と最後に愚痴っぽくなりましたが、比較対象が同じダンロップでよりハイグリップなアンビートン01RSなのでちょっとかわいそうかもしれません。
ライフに関しては本当に文句のつけようもなく、安くてライフが長くてこのグリップレベルと思えば素晴らしい商品だと思います。

2012/06/03

膝すりできます。


すとりっぷでのサーキット走行は5回目です。
エビスが1回で残りはトミン。

トミンは前後α12(フロント1部山)で29.5秒なので、初心者ではないけど、上手くも速くもないって所でしょうか。
参考1(http://blog.livedoor.jp/nashijukuriza/archives/cat_10054593.html
参考2(http://www.jun1.org/page120.html

フロントにハスクで使ったアンビートンを入れようかと持ち込みましたが、昼休みに寝てしまって終了。
プロダクション使えば28秒台は確実に入れられると思います。

プロに撮影してもらったので「俺膝すりできるよ」自慢してみます。

しかしマジメにサーキット走るならセパハンにしたいですね。サーキット以外のあらゆる場面で有害でしかないセパハンですが、サーキットでだけは欲しくなります。
S1000RRあたり誰かくれないものか。



さてメインのジムカーナ仲間のトミンの持ちタイムはほとんどが27秒台。遅くても28秒台。
ジムカーナで私より速い選手はもちろん、格下でもトミンでは速いって人ばかり。つまりは私が遅いって事ですが。

ゼロカズさんとトミンの上(ジムカーナ)で話した時に「ジムカーナやってるとサーキットも速くなるんでしょう。スライドコントロールとか。」と言う話が出ました。
その場でも否定しましたが、大概迷信です。

スピード系のモータースポーツ経験者はアクセル開けることに躊躇いがないとか、免許取立てでギアチェンジが下手ですってレベルよりはマシとかはあるんですが、ジムでの上達とサーキットでの上達のリンク度はそんなに高くないように思います。

以前GPライダーの中野真矢さんとパイロンスラロームしたら、私の方が速かったです。
参考(http://streettriplejaponica.blogspot.jp/2011/01/56design-riding-meet-in-inage.html
多分モトクロスやってもトライアルやっても中野さんに勝てる素人はごまんといるでしょう。
オンでもミニバイクとかなら軽い小学生が勝ったりして。

ジムカーナもある程度のレベルを超えると、特殊な技術やセッティングが必要になります。
ある程度どころかハンドルをストッパーに押し当てながら360°以上旋回するなんて技術が他の競技の何に役に立つんだか。ちなみにこれが出来なきゃシードどころかノービスでの入賞も無理です。

そう言った技術を身につける過程での試行錯誤、方法論などは上達速度を上げるという意味では他の分野でも有効でしょうけど、マシンコントロールが直接的に役立つというのは厳しい。

ましてや「峠とかでも余裕!」とかまったくないです。
コースの先が見えない公道が怖くなって遅くなる可能性すらあります。

2012/05/13

同色は初めてでした。

放ったらかしのブログでも、見ている人はいる。
という訳で久しぶりの更新です。

ストリートトリプルも少しずつ見かける機会が増えていますが、オレンジはレアで初めて出会いました。


ジムカーナをまさに始めるところだという方に出会うことができました。
練習会が二回目、スラローム練習会は初めてというのに、かなりのペースで走っていて驚きです。

上半身、特に肩が回らずハンドルに追随していないため、イン側の手がステアを邪魔している傾向がありますが、最初はこういうフォームな事がほとんどです。

ストリートトリプルは、エンジン、車体ともに素直で練習しやすいと思います。
本気で競技として上を狙うと色々ありますけどね・・・